BLOG~“働く自宅”を建てるコツ

海外技術や知識による優れた住宅性能

「こんにちわ」ホームプランの杉本です。
豪華でオシャレな海外住宅に興味を持ち
25年間この仕事を続けていると、輸入住宅は
華やかなデザイン性だけでなく
省エネ技術なども古くから開発されていて
住宅性能にも優れていることを知る。
海外住宅の優れた特徴を活かして住宅を建てれば、
日本の住宅よりも良い住宅が出来る


日本の自給自足住宅など、省エネ技術などの全ては
海外の技術や考え方を真似したものです。
ところが、海外の技術情報が正しく
日本に入らなくて
、いい加減な考え方や

誤った技術内容が広く伝わることが大きな問題になる。
その結果、ゼロエネルギー住宅や自給自足住宅が
出来ていると思い込んでいる会社が日本中に
今でも多いのはそのためです。

私は、2013年から東京ビックサイトに
海外技術の省エネ住宅をテーマに出展しました。
出展の決断は、東北地震の災害の大きさに
私にも何か出来ないかとの思いからでした。
原発事故が起き全国の広範囲に電力使用の
制限がかかる状況を見て、遅れている
省エネ技術が日本の住宅に必要になると考え
震災から2年後に出展しました。

2013年の展示会出展者数は、1000社位です。
その内、省エネ住宅関係の出展会社は20社です。
そのほとんどが、省エネ設備機器の会社ばかりで
省エネ技術の住宅業者は、私と別の1社だけで
業界専門の展示会なのに、省エネエリアの見学者は
殆ど居らず、早すぎた出展会となった。
当時の日本では、太陽光パネル発電した電気で
生活するスマートハウスが最先端の住宅でしたが
このスマートハウスには、省エネ技術による
住宅性能を考えに入って無かったのは大きな間違いだ。

私の展示ブース近くに「ドイツエリア」の
パビリオンが有って、PVC製の断熱サッシが
展示されていました。
ドイツ製のPVC製の断熱サッシは、50年以上
前から有って断面構造が複雑で丈夫に出来ている。

そのサッシ担当のドイツの彼は、あまり聞けない
日本住宅の海外の評判を、私に聞かせてくれた。
「日本のハイブリッド車は凄い。」
だけど、あれほど省エネな優れた車を作る日本人が
住宅の省エネに全く関心が無いことが
不思議で理解できないと言う。
これは、世界中の笑い話に成って居るようだ。
また、日本の住宅を見て「日本はクレージーだ」と
言う、海外の人も少なくない。

また、ドイツ製PVCサッシの写真を撮りに
日本のサッシメーカーの技術研究者たちが
来たことを彼から聞いた。
数年後に、日本でPVC製の断熱サッシが
メーカー2社から発売され粗末な造りだが
日本の気候なら、それで足りるだろう。
日本の省エネ住宅は、その時期から始まった。

展示会の数年後になって、建築業界の専門雑誌に
ようやく省エネ特集が、組まれるようになった。
大学教授が執筆した省エネ技術の内容に
特殊なシートを壁の内側に張ると記述が有る。
その特殊シートが気になって
取引先の海外建築家に聞くと、
NASAが開発から生まれたそのシートは
高価なために、海外業者は使わない。
数十年前から施工してきた安価なシートを使い
現在も変わらぬ施工方法を取って居ると言う。
日本では信用の有る情報雑誌でも、
海外のノウハウ本を日本語に直しただけで
実用的ではない役に立たないことが多いようだ。
施工会社は、建築情報雑誌記事の通りに
その高価な特殊シートを使って建てた住宅を
高い金額で販売することになる。

私の以前のブログも参考になると思います。
「快適で心地よい家」
http://www.home-plan.jp/kaiteki1
真夏の酷暑に負けない、新しい住宅デザイン
http://www.home-plan.jp/Kikou

大手住宅メーカー本社では、独自ルートから
海外の実践的な技術情報を得ることが出来る。
極秘情報として会社に活かそうとするが
軽量鉄骨など構造材の違いや、
大量生産の体制をとるメーカーでは
対応できないことが多い。
メーカーは、その海外情報を会社の外へ
絶対に漏らすことはない。
このような日本の状況では、省エネ技術を
海外レベルまで上げることは難しいと思う。

当社の場合には、海外建築家から海外建材の他に
海外の実践的な正しい省エネ技術や考え方が
入手できるために、優れた住宅性能や安くて
良い住宅を、消費者に提供できます。

海外からオシャレな建材を取り寄せて
アナタだけの住まいと暮らしを提供します。
無料相談を、行っています。
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