カトランの配色
「こんにちわ。」ホームプランの杉本です。
画家のカトランをご存じでしょうか。
少し前に亡くなられたフランスの画家です。
初めてカトランの油絵を見たのは、40年前の吉井画廊です。
吉井画廊さんは、宗教画家ジョルジュ・ルオーで特に有名な所です。
私がお客でないことが分かっていて、店員さんが店の壁に掛けられた
ルオーとカトランの絵について教えて下さいました。
カトランの絵は、縦長キャンバスにシンプルな構図と
3色位の配色からなる具象画です。
艶消しのマットな感じと、油絵具の盛り具合と、筆のタッチや勢いがある。
額無しでカトランの油絵を、日本の床の間に掛けたのを見たことが有ります。
和室の空気感を変えてしまい、今でも忘れられない衝撃です。
凄い目利きの人が、床の間にカトランの油絵を「見立てた」のでしょう。
カトランの作品は、鮮やかな朱色とアイボリーの色彩をイメージにしますが
シックな色使いをした絵も有ります。
こんな配色を家のデザインに活かして見たいと
下積みの若いころに思ったものですが、一生縁の無い事と思っていました。
ところが、それより30年以上が経って、海外建材を使うようになり
海外住宅のオシャレな色使いを、私の仕事で提案できることは
不思議な巡り合わせです。
次回より、海外住宅の色使いについて述べさせて頂きます。
オシャレな海外建材で、アナタの住まいと暮らしを提案。
無料相談を、行っています。
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